ハジメの
サステナビリティ

持続可能な社会の実現に向けた取り組み

Sustainability

環境保全・
循環型社会への考え方

製造業はモノをつくることで利益を得ていますが、同時に生産過程で多くのエネルギーを使用し、温室効果ガスを排出するなど、環境に対しての影響も与えています。そのため、私たちには環境保全を意識し、持続可能な社会の実現に貢献するための責任があると考えています。
私たちが主として扱っているスーパーエンプラは、高強度であるために寿命が長く、海洋汚染の原因ともなっている汎用プラスチックのように使い捨てではありません。スーパーエンプラは再利用が可能なため、役目を終えた部品でも再溶融溶させてリサイクルできます。リサイクル素材は実用に耐えられる充分な強度を有しながら、コストダウンできるメリットがあります。
現代において経済活動と同じくらいに重要な環境保全への取り組み。ハジメ産業は地球環境を守る活動はもちろん、持続可能な社会の実現に向けて、さまざまな活動を始めています。

当社の品質方針および環境方針は、これを全従業員に周知するとともに、関係する取引先にもその趣旨の理解と協力を求めます。 併せて、環境方針を文書化し、一般の人が入手できるよう公開します。

品質方針

  1. 樹脂の長所を最大限に引き出した成形品をつくる。
  2. 安定した品質を顧客に提供する。

環境方針

  1. 環境に関する法規制など要求事項を順守し、環境汚染を防止します。
  2. CO2排出量の削減を推進します。
  3. 環境マネジメントシステムを維持し、定着させます。
  4. 環境方針遂行のための具体的な目的・目標を設定し、定期的に見直しを行い
    継続的改善をはかります。

SDGsへの取り組み

SDGs(Sustainable Development Goals)は「持続可能な開発目標」を意味し、2030 年までに達成すべき国際社会全体の普遍的な目標として、2015 年に開催された持続可能な開発サミットにて、国連の加盟国193 カ国の合意によって採択がされました。
SDGsが掲げる2030年のあるべき姿を描いた17の目標に対し、ハジメ産業が取り組んでいる事例をご紹介します。

ハジメの主な取り組み

弊社の従業員に占める
女性比率向上の取り組み

少子化が進む日本においては、女性の活躍の場を増やすことが社会的な課題のひとつです。当社は、上記目標を「SDGs経営目標」として定め、女性が働きやすい環境を整備し達成を目指すことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

製品加工後の端材を利用し、
自社ブランドの「花筒」を開発

樹脂製品を生産する上でどうしても発生してしまうのが、製品加工後の端材や不良品です。ハジメ産業はそれらを捨ててしまうのはもったいないと考え、初めての自社ブランド商品を開発に挑戦しました。それがお墓に花を供えるときに使う「花筒」です。

昨今の製品は耐久性の面で優れているステンレスが主流となっていますが、これを樹脂でつくることにより、軽く、水が温まりにくく、凍結もしにくいなどのメリットが生まれます。また、500ccの水が入るので、従来のステンレス製より約1.6倍の容量を誇っています。

こちらの商品は、動画でもご紹介しております。
●花筒のご紹介(YouTube外部リンクが開きます)
※商品について詳しく知りたい方は、 お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

環境マネジメントに対する
国際的な認証「ISO14001」

2005年、環境マネジメントに対する国際的な認証「ISO14001」を国内工場で取得。このISO14001のもと、当社では環境への負荷を低減させる仕組みを構築しています。廃棄物の管理コスト低減や水道・電気などエネルギー消費の節約、マネジメントの強化など、環境に対する社会的責任を果たしていくため、今後も積極的に取り組んでいきます。

品質マネジメントに対する
国際的な認証「ISO9001」

当社では本社工場において品質マネジメントに対する国際的な認証「ISO9001」を2002年に取得しました。この規格にもとづき、単に良い製品をつくることだけではなく、良い製品をつくるためのシステムをしっかりと管理し、お客様へこれまで以上に満足をご提供していきます。

メキシコ現地法人の工場に
ソーラーパネルを設置

2022 年、メキシコに設立した工場にソーラーパネル(480枚)を設置しました。メキシコ政府への売電が行えるため、投資コストはゼロ。工場の電気代は直近の10 年間は約10%コストダウン、11 年目以降は70%~80%コストダウンが可能です。経費削減とともに発電にともなう温室効果ガスの排出低減に貢献しています。

地域経済の中心的な存在となる
地域未来牽引企業に選定

「地域未来牽引企業」は、地域内外の取引実態や雇用・売上高を勘案し、地域経済への影響力が大きく、成長性が見込まれる企業のこと。経済産業省が主導となって取り組んでいる活動で、地域経済のバリューチェーンの中心的な担い手である企業を選出しています。
当社は過去にも「愛知ブランド企業」認定(2009年)、「はばたく中小企業・小規模事業者300社」認定(2017年)と各公的機関からの認定をいただいています。

「こども食堂」の配送拠点として
稲沢工場が協力


「こども食堂」は、家族そろって食事をとることが難しい子どもたちに対して、無料もしくは安価で栄養のある食事を提供する場所を指します。ハジメ産業では、そんなこども食堂に食材などを配布するための拠点として、稲沢工場の敷地の一部を提供。社会福祉への貢献活動として、積極的に関わっています。

一般社団法人愛知子ども応援プロジェクト配送拠点

「個」を重視する採用で
外国人技術者を正社員として活躍

当社はかつて中国に拠点を持ち、現在もメキシコに拠点を持っていることから、グローバルな考え方や風土が定着していました。そのため、現在でもアジア人70名(正社員は20名)が在籍しており、正社員の外国人においては技術者として活躍しています。今後はさらにグローバル化、多様性の時代に突入します。性差や国籍などに捕らわれず「個」を尊重し、当社の仲間として採用を拡大していこうと考えています。

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